足立外科胃腸内科医院|外科、胃腸内科、内科

足立胃腸科外科

痔瘻(あな痔)

痔瘻(あな痔)ってどんな病気?

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肛門周囲膿瘍が自潰したり切開排膿されたあと、膿が再び貯留し膿瘍を形成することを繰り返すことにより、肛門小窩と皮膚との間にトンネル(瘻管)ができた状態を痔瘻(じろう)といいます。(肛門周囲膿瘍に関しては別項で説明しています。)
痔瘻(あな痔)
皮下痔瘻、筋間痔瘻、坐骨直腸窩痔瘻、骨盤直腸窩痔瘻に分類されます。なかなか治らない複雑な痔瘻は背景にクローン病が潜んでいる可能性があります。また、10年以上の経過が長い痔瘻では癌化する例もあります。

どんな治療をするの?

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自然に治癒することはほとんどなく、感染した肛門小窩の原発巣を外科手術により確実に切除します。瘻孔を切開開放させて不良肉芽を除去するlay open法や括約筋の機能を温存させるため皮膚の瘻孔から原発巣まで瘻管をくり抜くcoring out法などがあります。 難治性、複雑性痔瘻に対しては瘻管に細い糸やゴムひもなどを通して治療するseton法があります。

お尻は自分ではなかなか見ることができない部位ですし、気軽に人に相談できない部分ではありますが、痔瘻は放置しておくとひどくなることがあります。気になる症状はそのままにせず、お気軽にご相談ください。
お問合せはTEL: 03-3880-1191
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