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最新の消化器治療を学ぶ!第47回教育講演会レポート|足立区の胃腸内科

作成日:2026/1/18
更新日:2026/1/18
執筆 :足立外科胃腸内科医院 院長 医学博士 飯田修史
保有資格:消化器内視鏡専門医、消化器病専門医、外科専門医
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消化器医療の世界は日々進歩しており、私たち専門医も常に最新の知識をアップデートし続ける必要があります。 
先日、日本消化器病学会関東支部が主催する「第47回教育講演会」を受講いたしました。

今回のテーマは「何度でも学びたい消化器病」。
胃がんや大腸ポリープといった身近な病気から、専門性の高い難治性疾患まで、非常に内容の濃い一日でした。

足立区五反野・青井エリアの皆様に、この学びを還元できるよう、今回は講演会のポイントをお伝えします。
 

■目次

1. 消化管内視鏡の進化と胃がんリスク診断
2. 便秘・GERD・潰瘍性大腸炎の最新治療
3. 肝胆膵領域の診断と治療の最前線
4. 学びを地域医療へ:今後のブログ予定
5. まとめ:知識のアップデートを安心につなげる

1. 消化管内視鏡の進化と胃がんリスク診断

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今回の講演でまず取り上げられたのは、私たち消化器内科医にとって最も重要なツールである「内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)」の分野です。基本を見直すとともに、最新のトピックスについて学びを深めました

1-1. 胃炎の京都分類と胃がんリスク

胃の内視鏡検査では、「京都分類」という基準を用いて胃炎の状態を評価し、胃がんのリスクを判定します 。 
具体的には、ピロリ菌感染に関連する「萎縮」「腸上皮化生」「鳥肌胃炎」などの所見をスコア化します 。
今回の講義では、これらのスコアがどのように胃がん発生リスクと相関するか、最新のデータをもとに再確認しました。
当院でも、ただ「胃炎があります」とお伝えするだけでなく、将来のリスクを見据えた検査間隔の提案を行っています。

1-2. 大腸の鋸歯状病変への注目

大腸ポリープの中でも、「鋸歯状(きょしじょう)病変」と呼ばれるタイプについての解説がありました 。
これらは従来、がん化しにくいと考えられていたものも含まれますが、近年の研究で特定のタイプ(SSLなど)は大腸がんの前段階であることがわかっています 。
見逃されやすい平坦な病変を、いかに正確に見つけて診断するか。内視鏡医としての腕が試される分野であり、大変勉強になりました。

2. 便秘・GERD・潰瘍性大腸炎の最新治療

日常診療でよく遭遇する疾患から、専門的な治療が必要な難病まで、内科的治療の進歩も目覚ましいものがあります。

2-1. タイプ別に考える慢性便秘症

「たかが便秘」と思われがちですが、慢性便秘症はQOL(生活の質)を下げるだけでなく、心疾患や生存率にも関わる重要な病気です 。
講演では、ただ下剤を出すのではなく、直腸に便が溜まっているのか、腸の動きが悪いのかなど、病態(タイプ)を見極めて薬を選択する重要性が語られました 。
エコーを用いた診断など、新しいアプローチも紹介され、日常診療ですぐに役立つ内容でした。

2-2. 難治性の逆流性食道炎(GERD)

胸焼けや呑酸(酸っぱいものが上がる)症状があるGERD(胃食道逆流症)。
薬を飲んでも良くならない「PPI抵抗性」の症例に対し、食道の知覚過敏や、機能性胸焼けといった別の病態が隠れている可能性について学びました 。
ストレスや生活習慣も大きく関わるため、患者さん一人ひとりの背景を見た治療が必要です。

2-3. 潰瘍性大腸炎の治療選択肢の拡大

難病指定されている「潰瘍性大腸炎」ですが、近年、新しいお薬(生物学的製剤やJAK阻害薬など)が次々と登場しています 。
今回の講演では、抗IL-23抗体製剤などの最新薬の位置づけや使い分けについて、エキスパートの先生から解説がありました 。
選択肢が増えることは患者さんにとって希望ですが、最適なお薬を選ぶためには高度な専門知識が求められます。

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3. 肝胆膵領域の診断と治療の最前線

「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓や、診断が難しい胆道・膵臓の病気についても、最新の知見を得ることができました。

3-1. 超音波内視鏡(EUS)の役割

胆のうや膵臓の検査において、超音波内視鏡(EUS)は非常に強力な武器です 。
胃や十二指腸の中から超音波を当てることで、CTでは見つけにくい小さな病変や結石を描出できます。
講演では、EUSを使った診断だけでなく、治療(ドレナージなど)への応用についても触れられ、低侵襲な治療の広がりを感じました 。

3-2. 胆管がん・肝がんの多様性

肝内胆管がんや肝細胞がんには、実は様々なタイプ(亜型)があり、それぞれ性質や予後が異なることがわかってきています 。
遺伝子レベルでの分類や、病理組織学的な特徴を知ることで、より個別化された治療戦略が可能になります。
少し難しい内容でしたが、がん診療の奥深さと、早期発見の重要性を改めて痛感しました。

4. 学びを地域医療へ:今後のブログ予定

今回の講演会は、朝から夕方まで非常に密度の濃いプログラムでしたが、どれも「明日からの診療に活かしたい」と思える興味深い内容ばかりでした。
特に、以下のトピックスについては、足立区の皆様にも詳しく知っていただきたい重要なテーマですので、今後のブログで一つひとつ深掘りして解説していく予定です。

・「便秘のタイプ別対策」:市販薬で済ませていませんか?正しい診断の重要性について。
・「治らない胸焼けの正体」:逆流性食道炎だと思っていたら、実は違う病気かも?
・「大腸ポリープの最新知識」:放置していいポリープと、取るべきポリープの違い。
・「潰瘍性大腸炎との付き合い方」:新しいお薬で、普通の生活を取り戻すために。

 医学は常に進歩しています。私自身が学び続けることで、五反野・青井周辺の皆様に、大学病院レベルの知識に基づいた的確な「かかりつけ医」としての判断を提供したいと考えています。
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5. まとめ:知識のアップデートを安心につなげる

今回の教育講演会を通じて、消化器病学の幅広さと奥深さを再確認しました。 「何度でも学びたい」というテーマの通り、基本を大切にしつつ、新しい知識を柔軟に取り入れ、足立区五反野・青井・西新井エリアにお住まいの患者さんに還元して参ります。
お腹の不調や、健診結果で気になることがあれば、どうぞお気軽に当院へご相談ください。

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よくある質問(FAQ)

Q. 地域のクリニックでも最新の治療情報はわかりますか? 
A. はい、専門医であれば常に情報を更新しています。 当院のように消化器病専門医・内視鏡専門医が在籍するクリニックでは、学会や講演会を通じて常に最新のガイドラインや治療薬の情報を入手しています。大学病院と同等の知識レベルで、適切な診断と振り分けを行います。

Q. 専門的な病気(潰瘍性大腸炎など)も診てもらえますか? 
A. はい、診断から維持療法まで対応可能です。 初期診断や、安定期の治療維持は当院で対応いたします。入院が必要な重症例や、特殊な治療が必要な場合は、連携している高度医療機関へスムーズにご紹介いたしますのでご安心ください。

Q. 便秘や胸焼けくらいで受診してもいいですか?
A. もちろんです。ぜひお早めにご相談ください。 「たかが便秘」「よくある胸焼け」の裏に、別の病気が隠れていることもあります。また、生活の質を改善するためにも、正しい診断と治療を受けることをおすすめします。

参考文献

・日本消化器病学会関東支部 第47回教育講演会 プログラム・抄録集
日本消化器病学会ガイドライン

執筆:足立外科胃腸内科医院 院長 医学博士 飯田修史

足立区五反野・青井・西新井エリアにお住まいのかたで大腸カメラ、大腸内視鏡検査、消化器内科、内視鏡検査をお探しの方は、ぜひ足立外科胃腸内科医院へお越しください。
当院院長は消化器内視鏡専門医、消化器病専門医、外科専門医の資格をもっており、おなかのスペシャリストです。
経験豊富な院長が必ず内視鏡検査を行い、検査後の説明、その後の外来フォローアップも丁寧に責任を持って行います。
検査して終わりではなく、行く度に対応する医者が変わることもありません。

一人ひとりに寄り添いながら、丁寧に対応いたします。
お気軽にご相談ください。

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この記事は、一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスではありません。必ず、医師の診断を受けてください。
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