作成日:2025年2月14日 更新日:2025年2月14日 執筆:足立外科胃腸内科医院 院長 医学博士 飯田修史 保有資格:消化器内視鏡専門医、消化器病専門医、外科専門医 院長の経歴についてはこちら 先日レポートした、日本消化器病学会関東支部が主催する「第47回教育講演会」の中で、便秘について今回は解説します。便秘でお悩みの方で、なんとなく市販の便秘薬を漫然と使用しているかたが多いのではないでしょうか?実は便秘にはいくつかのタイプがあり、タイプに合わない対処では悪化したり、重大な病気を見逃す可能性があります。足立区・五反野・青井・綾瀬、西新井周辺にお住まいで便秘が続く方は、正しい診断を受けることが改善の第一歩です。目次・1. 便秘の基礎知識・タイプと危険サイン・2. 便秘のタイプ別の症状と原因・3. 検査・診断の流れと市販薬に頼らない理由・4. タイプ別の治療・生活改善・5. 受診タイミングと日常でできる対策1. 便秘の基礎知識・タイプと危険サイン便秘は、排便回数が週3回未満だったり、排便時に強くいきむ・残便感があるなど、便通の困難さや不快感が続く状態です。日本人の約25%が悩んでいるとされ、特に女性や高齢者に多くみられます。便秘の主な分類■機能性便秘:腸や肛門に目立った異常がなく、生活習慣や腸の動きの乱れが原因■器質性便秘:大腸がん・狭窄・炎症など、はっきりした病気が原因機能性便秘はさらに、弛緩性・けいれん性・直腸性などに分かれ、タイプによって適した対策が異なります。 見逃してはいけない危険サイン・急に便秘になった(とくに40歳以降)・便秘と下痢を繰り返す・血便・下血、腹痛が強い・体重減少や発熱を伴うこうした場合は、足立外科胃腸内科医院まで早めにご相談ください。市販薬でやり過ごさず、正しい診断を受けることが重要です。▶️ 詳しくはこちら:大腸カメラ検査ページ2. 便秘のタイプ別の症状と原因タイプごとに症状と原因が違うため、自分に合った対策をするには診断が欠かせません。弛緩性便秘・腸の動きが弱く、便が大腸に長くとどまる・便意が少ない、お腹が張る、コロコロした硬い便・運動不足・食物繊維不足・水分不足などが関係 けいれん性便秘・ストレスなどで腸が過敏になり、けいれんして便が通りにくい・便秘と下痢を交互に繰り返す、細い便、腹痛・過敏性腸症候群(IBS)と重なることが多い直腸性便秘・便は直腸まで届いているが、排便反射が鈍い、またはいきみが弱い・便意を我慢しがち、高齢や寝たきりで増加・浣腸や刺激性下剤の多用で悪化することも器質性便秘・大腸がん・狭窄・癒着などで便の通り道が狭い・便が細くなる、腹痛、血便、体重減少など・大腸内視鏡検査で原因をはっきりさせる必要があります足立区・五反野・青井・綾瀬、西新井周辺にお住まいで便秘が続く方は、大腸カメラの検査で原因を調べることをおすすめします。 ▶️ 大腸カメラ検査ページはこちら▶️ 検査の費用についてはこちら▶️ WEB内視鏡予約はこちら3. 検査・診断の流れと市販薬に頼らない理由市販の便秘薬は手軽ですが、「どのタイプの便秘か」を見ずに使うと、効かない・効きすぎる・習慣化するといった問題が起きることがあります。刺激性下剤の長期使用は腸の動きをさらに悪くする報告もあります。 正しい診断で得られること・機能性か器質性かの区別(がんや狭窄の有無)・弛緩性・けいれん性・直腸性などのタイプ判定・タイプに合った薬の選択(便を軟らかくする薬・腸の動きを促す薬など)・生活指導の具体化(食物繊維・水分・運動・排便習慣)当院での検査までの流れ 1. 問診(排便の回数・性状・期間・生活習慣・服薬)2. 身体診察(腹部・肛門の確認)3. 必要に応じて血液検査・腹部画像4. まずは食事指導や排便習慣の指導、お薬を使い、状況に応じて大腸カメラ検査を提案いたします。 検査の流れに関してはこちら→:大腸カメラ検査ページ当院院長は消化器内視鏡専門医・消化器病専門医の資格を持ち、便秘の原因検索から治療まで一貫して対応しています。市販薬で済ませず、一度きちんと診察を受けることをお勧めします。 4. タイプ別の治療・生活改善診断に基づいたタイプ別のアプローチの例です。必ず医師の診断・指示に従ってください。弛緩性便秘・食物繊維(1日20g程度)と水分(1日1.5L以上)をしっかりとる・歩行・腹筋などで腸の動きを促す・薬では、便の水分を増やすosmotic系や、腸の動きをよくする薬を検討けいれん性便秘・ストレス軽減と規則正しい生活・不溶性繊維のとりすぎは逆効果のことがあるため、医師の指導の下で調整・必要に応じて腸の動きを整える薬や漢方などを検討直腸性便秘・決まった時間にトイレに行く、便意を我慢しない・排便姿勢(やや前かがみ)の工夫・医師の指示に基づいた薬や、必要に応じた摘便・浣腸器質性便秘・大腸カメラなどで原因を特定し、がん・狭窄などに対する治療を優先・治療と両立できる範囲で排便コントロールを検討足立区・五反野・青井・綾瀬、西新井周辺にお住まいにお住まいで、便秘のタイプに合った治療を受けたい方は、お気軽に当院にご相談ください。 5. 受診タイミングと日常でできる対策すぐに受診してほしい目安・便秘が2週間以上続く、または悪化している・血便・下血、強い腹痛、嘔吐がある・急に便秘になった(特に40歳以上)・市販の便秘薬が効かない、やめると出なくなる・体重が減っている、熱がある日常でできる共通の対策・朝食をとり、朝の排便の時間を確保する・水分と食物繊維を意識し、無理のない範囲で運動する・便意を我慢しない・便秘薬は自己判断で続けず、気になる場合は受診する便秘のタイプに合った対処をするには、まず正しい診断が大切です。足立区、五反野駅、青井駅、綾瀬駅、西新井駅、六町駅、小菅駅周辺で便秘でお悩みの方は、足立外科胃腸内科医院へお気軽にご相談ください。▶️ 胃カメラ検査ページはこちら▶️ 大腸カメラ検査ページはこちら▶️ 検査の費用についてはこちら▶️ WEB内視鏡予約はこちらよくある質問Q. 市販の便秘薬をずっと使っていても大丈夫ですか?A. 一時的な使用なら問題ないこともありますが、長期の使用は避けた方がよいです。特に刺激性下剤は習慣化しやすく、腸の動きが悪くなる可能性が報告されています。続く便秘は医療機関でタイプを診断し、適切な薬と生活指導を受けることをお勧めします。Q. 便秘のタイプは自分で判断できますか?A. ある程度の目安はありますが、正確な判断は難しいです。けいれん性と弛緩性では、とるべき食物繊維の種類や量が逆になることもあります。診察と必要に応じた検査でタイプを特定することが、効果的な対策につながります。Q. 大腸カメラは便秘でも必要ですか?A. 急に便秘になった、血便がある、体重が減る、40歳以上で便秘が初めて、などの場合は大腸カメラで器質的な病気(大腸がんなど)を確認することが推奨されます。当院では大腸カメラ検査を実施しており、検査後の説明とその後のフォローも担当医が一貫して行います。Q. 便秘で内科と消化器内科、どちらを受診すればよいですか?A. 便秘が主な症状であれば、消化器内科(胃腸内科)が適しています。当院は消化器内視鏡専門医・消化器病専門医が在籍し、便秘の診断から大腸カメラまで一貫して対応しています。足立区・五反野・青井・西新井周辺の方はお気軽にご相談ください。 まとめ便秘はタイプによって原因と適した対策が異なります。市販薬で済ませず、機能性か器質性か、どのタイプの便秘かを正しく診断することが、改善と重大な病気の見逃し防止につながります。足立区五反野・青井・西新井・六町・綾瀬・小菅・竹の塚エリアで便秘が続く方は、消化器内視鏡専門医・消化器病専門医が在籍する当院で、検査とタイプに合った治療・生活指導をご相談ください。 ▶️ 胃カメラ検査ページはこちら▶️ 大腸カメラ検査ページはこちら▶️ 検査の費用についてはこちら▶️ WEB内視鏡予約はこちら参考文献1. 日本消化器病学会. 便通異常症診療ガイドライン2023(慢性便秘症・慢性下痢症)2. 日本消化器内視鏡学会. ガイドライン・提言. 日本消化器内視鏡学会3. Rome Foundation. Rome IV Diagnostic Criteria for Functional Gastrointestinal Disorders. The Rome Foundation4. 日本大腸肛門病学会. 便秘の診断・治療ガイドライン. 日本大腸肛門病学会執筆:足立外科胃腸内科医院 院長 医学博士 飯田修史 足立区五反野・青井・西新井エリアにお住まいのかたで大腸カメラ、大腸内視鏡検査、消化器内科、内視鏡検査をお探しの方は、ぜひ足立外科胃腸内科医院へお越しください。当院院長は消化器内視鏡専門医、消化器病専門医、外科専門医の資格をもっており、おなかのスペシャリストです。経験豊富な院長が必ず内視鏡検査を行い、検査後の説明、その後の外来フォローアップも丁寧に責任を持って行います。検査して終わりではなく、行く度に対応する医者が変わることもありません。一人ひとりに寄り添いながら、丁寧に対応いたします。お気軽にご相談ください。▶️ 胃カメラ検査ページはこちら▶️ 大腸カメラ検査ページはこちら▶️ 検査の費用についてはこちら▶️ WEB内視鏡予約はこちらこの記事は、一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスではありません。必ず、医師の診断を受けてください。==============================足立外科胃腸内科医院東京都足立区青井2−24−803−3880−1191かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。https://www.adachi-ichou.com/https://www.youtube.com/watch?v=WPFDp2tsugo==============================
更新日:2025年2月14日
執筆:足立外科胃腸内科医院 院長 医学博士 飯田修史
保有資格:消化器内視鏡専門医、消化器病専門医、外科専門医
院長の経歴についてはこちら
目次
・2. 便秘のタイプ別の症状と原因
・3. 検査・診断の流れと市販薬に頼らない理由
・4. タイプ別の治療・生活改善
・5. 受診タイミングと日常でできる対策
1. 便秘の基礎知識・タイプと危険サイン
便秘の主な分類
■器質性便秘:大腸がん・狭窄・炎症など、はっきりした病気が原因
見逃してはいけない危険サイン
・便秘と下痢を繰り返す
2. 便秘のタイプ別の症状と原因
弛緩性便秘
・便意が少ない、お腹が張る、コロコロした硬い便
・運動不足・食物繊維不足・水分不足などが関係
けいれん性便秘
・便秘と下痢を交互に繰り返す、細い便、腹痛
・過敏性腸症候群(IBS)と重なることが多い
直腸性便秘
・便意を我慢しがち、高齢や寝たきりで増加
・浣腸や刺激性下剤の多用で悪化することも
器質性便秘
・便が細くなる、腹痛、血便、体重減少など
・大腸内視鏡検査で原因をはっきりさせる必要があります
▶️ 検査の費用についてはこちら
▶️ WEB内視鏡予約はこちら
3. 検査・診断の流れと市販薬に頼らない理由
正しい診断で得られること
・弛緩性・けいれん性・直腸性などのタイプ判定
・タイプに合った薬の選択(便を軟らかくする薬・腸の動きを促す薬など)
・生活指導の具体化(食物繊維・水分・運動・排便習慣)
当院での検査までの流れ
2. 身体診察(腹部・肛門の確認)
3. 必要に応じて血液検査・腹部画像
4. まずは食事指導や排便習慣の指導、お薬を使い、状況に応じて大腸カメラ検査を提案いたします。
4. タイプ別の治療・生活改善
弛緩性便秘
・歩行・腹筋などで腸の動きを促す
・薬では、便の水分を増やすosmotic系や、腸の動きをよくする薬を検討
けいれん性便秘
・不溶性繊維のとりすぎは逆効果のことがあるため、医師の指導の下で調整
・必要に応じて腸の動きを整える薬や漢方などを検討
直腸性便秘
・排便姿勢(やや前かがみ)の工夫
・医師の指示に基づいた薬や、必要に応じた摘便・浣腸
器質性便秘
・治療と両立できる範囲で排便コントロールを検討
5. 受診タイミングと日常でできる対策
すぐに受診してほしい目安
・血便・下血、強い腹痛、嘔吐がある
・急に便秘になった(特に40歳以上)
・市販の便秘薬が効かない、やめると出なくなる
・体重が減っている、熱がある
日常でできる共通の対策
・水分と食物繊維を意識し、無理のない範囲で運動する
・便意を我慢しない
・便秘薬は自己判断で続けず、気になる場合は受診する
足立区、五反野駅、青井駅、綾瀬駅、西新井駅、六町駅、小菅駅周辺で便秘でお悩みの方は、足立外科胃腸内科医院へお気軽にご相談ください。
▶️ 検査の費用についてはこちら
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よくある質問
A. 一時的な使用なら問題ないこともありますが、長期の使用は避けた方がよいです。特に刺激性下剤は習慣化しやすく、腸の動きが悪くなる可能性が報告されています。続く便秘は医療機関でタイプを診断し、適切な薬と生活指導を受けることをお勧めします。
Q. 便秘のタイプは自分で判断できますか?
A. ある程度の目安はありますが、正確な判断は難しいです。けいれん性と弛緩性では、とるべき食物繊維の種類や量が逆になることもあります。診察と必要に応じた検査でタイプを特定することが、効果的な対策につながります。
Q. 大腸カメラは便秘でも必要ですか?
A. 急に便秘になった、血便がある、体重が減る、40歳以上で便秘が初めて、などの場合は大腸カメラで器質的な病気(大腸がんなど)を確認することが推奨されます。当院では大腸カメラ検査を実施しており、検査後の説明とその後のフォローも担当医が一貫して行います。
Q. 便秘で内科と消化器内科、どちらを受診すればよいですか?
A. 便秘が主な症状であれば、消化器内科(胃腸内科)が適しています。当院は消化器内視鏡専門医・消化器病専門医が在籍し、便秘の診断から大腸カメラまで一貫して対応しています。足立区・五反野・青井・西新井周辺の方はお気軽にご相談ください。
まとめ
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参考文献
2. 日本消化器内視鏡学会. ガイドライン・提言. 日本消化器内視鏡学会
3. Rome Foundation. Rome IV Diagnostic Criteria for Functional Gastrointestinal Disorders. The Rome Foundation
4. 日本大腸肛門病学会. 便秘の診断・治療ガイドライン. 日本大腸肛門病学会
当院院長は消化器内視鏡専門医、消化器病専門医、外科専門医の資格をもっており、おなかのスペシャリストです。
経験豊富な院長が必ず内視鏡検査を行い、検査後の説明、その後の外来フォローアップも丁寧に責任を持って行います。
検査して終わりではなく、行く度に対応する医者が変わることもありません。
一人ひとりに寄り添いながら、丁寧に対応いたします。
お気軽にご相談ください。
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この記事は、一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスではありません。必ず、医師の診断を受けてください。
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