作成日:2020/10/03更新日:2025/9/30執筆 :足立外科胃腸内科医院 院長 医学博士 飯田修史保有資格:消化器内視鏡専門医、消化器病専門医、外科専門医院長の経歴についてはこちら毎年多くの患者さんから、インフルエンザワクチンについて「うったほうが良いの??」「いつうてば良いの??」「何回うてば良いの??」とご質問をいただきます。今回はインフルエンザワクチンについて詳しく解説いたします。五反野、青井、西新井エリアにお住まいの方は参考にしていただき、是非当院でのワクチン接種を検討してください。まず、結論Q:「インフルエンザワクチンはうったほうが良いのか??」A:みなさんにうつことをお勧めします。Q:「インフルエンザワクチンはいつうてば良いのか??」A:10月から11月中、遅くても12月初旬までにはうちましょう。Q:「インフルエンザワクチンは何回うてば良いのか??」A:13歳未満の方は2回、13歳以上の方は原則1回うちます。当院では2025年度は予約なしでインフルエンザワクチン接種を受け付けております。■実施期間:2025年10月1日~■費用:1回 3,000円(税込み)■接種受付時間:10時から11時30分、15時30分から17時 ■対象:中学生以上の方(未成年の方は保護者の同意書が必要です。)★下記より予診票などダウンロードいただき、あらかじめ記入の上ご持参頂くとスムーズです。 ・インフルエンザ予防接種予診票 ・診察申込書それでは以下、説明していきます。インフルエンザの基本的な特徴インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性呼吸器感染症です。毎年12月から3月にかけて流行し、高熱、全身倦怠感、筋肉痛などの症状を引き起こします。一般的な風邪とは異なり、インフルエンザは以下の特徴があります:急激な発症:38度以上の高熱が突然現れる全身症状:頭痛、筋肉痛、関節痛が強い重症化リスク:肺炎や脳症などの合併症の可能性感染力の強さ:飛沫感染により急速に拡散 インフルエンザに関して詳しくはhttps://www.adachi-ichou.com/consultation/28.htmlをご参照ください。ワクチン接種の重要性足立区の内科クリニックとして、私たちは全ての方にインフルエンザワクチンの接種をお勧めしています。特に以下の理由から重要です:1. 個人の健康保護:感染リスクを大幅に減少2. 重症化予防:入院や合併症のリスクを軽減3. 社会全体の保護:集団免疫による感染拡大防止集団免疫とは?個人がワクチンを接種することで、自分だけでなく周囲の人々も保護されます。これを「集団免疫」と呼びます。足立区の五反野や青井エリアのような住宅密集地では、この効果が特に重要です。65歳以上の高齢者や、心疾患・呼吸器疾患・糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方と接触する機会の多い方は、大切な人を守るためにもワクチン接種をご検討ください。当院では2025年度は予約なしでインフルエンザワクチン接種を受け付けております。 インフルエンザワクチンの効果と予防メカニズムワクチンの予防効果インフルエンザワクチンの効果は、年齢や健康状態、その年の流行株とワクチン株の一致度によって変動しますが、一般的に以下の効果が期待できます:●感染予防効果- 健康成人:50-60%の発症予防効果- 高齢者:30-50%の発症予防効果- 小児:50-80%の発症予防効果●重症化予防効果- 入院リスクの40-60%減少- 死亡リスクの大幅な軽減- 合併症発症率の低下最適な接種時期と計画的なスケジュール推奨される接種時期インフルエンザワクチンの最適な接種時期は、10月から11月中旬です。以下の理由から、この時期の接種をお勧めします:接種時期の根拠- インフルエンザ流行期:12月から3月- ワクチン効果発現:接種後約2週間- 効果持続期間:接種後約5か月間- 最適な防御期間:11月接種で翌年3月まで効果継続足立区、五反野、青井、西新井、六町エリアにお住まいの方は是非当院でのワクチン接種をご検討ください。2025年度は予約なしで対応いたします。接種回数と年齢別の推奨事項年齢別接種回数インフルエンザワクチンの接種回数は、年齢によって以下のように推奨されています:13歳未満の小児- 接種回数:2回- 接種間隔:2-4週間(推奨は4週間)- 接種量:各回0.5ml- 1回目:10月中旬〜11月上旬- 2回目:11月中旬〜12月上旬13歳以上- 接種回数:1回(原則)- 接種量:0.5ml- 接種時期:10月下旬〜11月中旬特別な配慮が必要な方以下の方々には、特別な配慮や追加の接種が推奨される場合があります:高齢者(65歳以上)- 免疫応答が低下しているため、早期接種を推奨- 基礎疾患がある場合は、かかりつけ医との相談が重要基礎疾患のある方- 心疾患、呼吸器疾患、糖尿病、腎疾患など- 重症化リスクが高いため、優先的な接種を推奨妊娠中の方- 妊娠中はインフルエンザが重症化しやすい- 妊娠週数に関わらず接種可能厚生労働省は、ハイリスクである高齢者から優先的にインフルエンザワクチンを接種するように依頼文書を発出しています。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index_00011.htmlワクチン接種後の注意点とワクチン接種以外で出来ることワクチン接種後の注意点インフルエンザワクチン接種後は、以下の点にご注意ください:接種当日の注意事項- 接種部位を清潔に保つ- 激しい運動は避ける- 飲酒は控えめに- 入浴は可能(接種部位を強くこすらない)副反応について- 接種部位の痛み、腫れ(10-20%)- 軽度の発熱、倦怠感(5-10%)- 通常2-3日で改善日常生活での予防対策ワクチン接種と併せて、以下の基本的な感染予防対策を継続してください:1. 手洗い・手指消毒の徹底2. マスク着用(特に人混みで)3. 適切な換気の実施4. 十分な睡眠と栄養の確保5. 人混みを避ける(流行期)これらの対策を日常的に実践することで、より効果的な感染予防が可能です。当院では2025年度は予約なしでインフルエンザワクチン接種を受け付けております。■実施期間:2025年10月1日~■費用:1回 3,000円(税込み)■接種受付時間:10時から11時30分、15時30分から17時■対象:中学生以上の方(未成年の方は保護者の同意書が必要です。) よくある質問(FAQ)Q1: インフルエンザワクチンは毎年接種する必要がありますか?A1: はい、毎年の接種が推奨されます。インフルエンザウイルスは毎年変異するため、その年の流行予測に基づいてワクチンが製造されます。また、ワクチンの効果は約5か月間で減弱するため、年1回の接種が必要です。Q2: 卵アレルギーがあってもワクチン接種は可能ですか?A2: 軽度の卵アレルギーの方は接種可能な場合が多いですが、重篤なアレルギー歴がある方は慎重な検討が必要です。Q3: 風邪をひいている時でもワクチン接種はできますか?A3: 発熱がある場合や体調不良の時は、接種を延期することをお勧めします。軽い鼻水程度であれば接種可能ですが、事前に医師にご相談ください。Q4: インフルエンザワクチンと他のワクチンの同時接種は可能ですか?A4: 新型コロナワクチンとの同時接種は可能です。その他のワクチンについても、多くの場合同時接種が可能ですが、個別にご相談ください。Q5: ワクチン接種後にインフルエンザにかかることはありますか?A5: ワクチンの予防効果は100%ではないため、接種後でもインフルエンザにかかる可能性はあります。ただし、重症化リスクは大幅に軽減されます。まとめ重要なポイント- 接種時期:10月から11月中旬が最適- 接種回数:13歳未満は2回、13歳以上は1回- 効果:感染予防と重症化予防の両方に有効- 安全性:副反応は軽微で、安全性が確立されている足立外科胃腸内科医院では、足立区の皆さまの健康を守るため、安全で効果的なインフルエンザワクチン接種を提供しております。五反野、青井、西新井、六町、綾瀬、小菅エリアにお住まいの方でインフルエンザワクチン接種ご希望の方は是非当院へお越しください。ご不明な点やご心配なことがございましたら、お気軽にご相談ください。一人ひとりの状況に応じた適切なアドバイスを提供いたします。インフルエンザ予防接種予診票、診察申込書は下記よりダウンロード可能です。あらかじめ記入の上ご持参頂くとスムーズです。・インフルエンザ予防接種予診票・診察申込書★ワクチンの在庫がなくなった場合には一時的にワクチン接種を中断することがあります。その場合はホームページ、院内掲示でご案内いたします。 ご不明な点はクリニックまでお問い合わせください。 参考文献厚生労働省:インフルエンザ予防接種について https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index_00011.html- 日本感染症学会:インフルエンザ診療ガイドライン- 日本小児科学会:小児のインフルエンザワクチン接種に関する提言- WHO:Influenza (Seasonal) Fact Sheet==============================院長 飯田 修史足立外科胃腸内科医院【外科・胃腸内科・内科・皮膚科】【五反野、青井のクリニック】東京都足立区青井2−24−8 03−3880−1191 かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。https://www.adachi-ichou.com/https://www.youtube.com/watch?v=WPFDp2tsugo==============================
更新日:2025/9/30
執筆 :足立外科胃腸内科医院 院長 医学博士 飯田修史
保有資格:消化器内視鏡専門医、消化器病専門医、外科専門医
院長の経歴についてはこちら
「いつうてば良いの??」
「何回うてば良いの??」
まず、結論
Q:「インフルエンザワクチンはいつうてば良いのか??」
A:10月から11月中、遅くても12月初旬までにはうちましょう。
Q:「インフルエンザワクチンは何回うてば良いのか??」
A:13歳未満の方は2回、13歳以上の方は原則1回うちます。
■実施期間:2025年10月1日~
■費用:1回 3,000円(税込み)
■接種受付時間:10時から11時30分、15時30分から17時
インフルエンザの基本的な特徴
一般的な風邪とは異なり、インフルエンザは以下の特徴があります:
急激な発症:38度以上の高熱が突然現れる
重症化リスク:肺炎や脳症などの合併症の可能性
感染力の強さ:飛沫感染により急速に拡散
ワクチン接種の重要性
1. 個人の健康保護:感染リスクを大幅に減少
2. 重症化予防:入院や合併症のリスクを軽減
3. 社会全体の保護:集団免疫による感染拡大防止
65歳以上の高齢者や、心疾患・呼吸器疾患・糖尿病などの基礎疾患をお持ちの方と接触する機会の多い方は、大切な人を守るためにもワクチン接種をご検討ください。
当院では2025年度は予約なしでインフルエンザワクチン接種を受け付けております。
インフルエンザワクチンの効果と予防メカニズム
ワクチンの予防効果
- 健康成人:50-60%の発症予防効果
- 高齢者:30-50%の発症予防効果
- 小児:50-80%の発症予防効果
- 入院リスクの40-60%減少
- 死亡リスクの大幅な軽減
- 合併症発症率の低下
最適な接種時期と計画的なスケジュール
推奨される接種時期
接種時期の根拠
- インフルエンザ流行期:12月から3月
- ワクチン効果発現:接種後約2週間
- 効果持続期間:接種後約5か月間
- 最適な防御期間:11月接種で翌年3月まで効果継続
足立区、五反野、青井、西新井、六町エリアにお住まいの方は是非当院でのワクチン接種をご検討ください。
接種回数と年齢別の推奨事項
年齢別接種回数
- 接種回数:2回
- 接種間隔:2-4週間(推奨は4週間)
- 接種量:各回0.5ml
- 1回目:10月中旬〜11月上旬
- 2回目:11月中旬〜12月上旬
13歳以上
- 接種回数:1回(原則)
- 接種量:0.5ml
- 接種時期:10月下旬〜11月中旬
特別な配慮が必要な方
高齢者(65歳以上)
- 免疫応答が低下しているため、早期接種を推奨
- 基礎疾患がある場合は、かかりつけ医との相談が重要
基礎疾患のある方
- 心疾患、呼吸器疾患、糖尿病、腎疾患など
- 重症化リスクが高いため、優先的な接種を推奨
妊娠中の方
- 妊娠中はインフルエンザが重症化しやすい
- 妊娠週数に関わらず接種可能
厚生労働省は、ハイリスクである高齢者から優先的にインフルエンザワクチンを接種するように依頼文書を発出しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/
kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index_00011.html
ワクチン接種後の注意点とワクチン接種以外で出来ること
ワクチン接種後の注意点
接種当日の注意事項
- 接種部位を清潔に保つ
- 激しい運動は避ける
- 飲酒は控えめに
- 入浴は可能(接種部位を強くこすらない)
副反応について
- 接種部位の痛み、腫れ(10-20%)
- 軽度の発熱、倦怠感(5-10%)
- 通常2-3日で改善
日常生活での予防対策
1. 手洗い・手指消毒の徹底
2. マスク着用(特に人混みで)
3. 適切な換気の実施
4. 十分な睡眠と栄養の確保
5. 人混みを避ける(流行期)
これらの対策を日常的に実践することで、より効果的な感染予防が可能です。
■接種受付時間:10時から11時30分、15時30分から17時
よくある質問(FAQ)
Q1: インフルエンザワクチンは毎年接種する必要がありますか?
Q2: 卵アレルギーがあってもワクチン接種は可能ですか?
Q3: 風邪をひいている時でもワクチン接種はできますか?
Q4: インフルエンザワクチンと他のワクチンの同時接種は可能ですか?
Q5: ワクチン接種後にインフルエンザにかかることはありますか?
まとめ
- 接種時期:10月から11月中旬が最適
- 接種回数:13歳未満は2回、13歳以上は1回
- 効果:感染予防と重症化予防の両方に有効
- 安全性:副反応は軽微で、安全性が確立されている
足立外科胃腸内科医院では、足立区の皆さまの健康を守るため、安全で効果的なインフルエンザワクチン接種を提供しております。
ご不明な点やご心配なことがございましたら、お気軽にご相談ください。一人ひとりの状況に応じた適切なアドバイスを提供いたします。
・インフルエンザ予防接種予診票
・診察申込書
★ワクチンの在庫がなくなった場合には一時的にワクチン接種を中断することがあります。
その場合はホームページ、院内掲示でご案内いたします。
ご不明な点はクリニックまでお問い合わせください。
参考文献
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index_00011.html
- 日本感染症学会:インフルエンザ診療ガイドライン
- 日本小児科学会:小児のインフルエンザワクチン接種に関する提言
- WHO:Influenza (Seasonal) Fact Sheet
院長 飯田 修史
足立外科胃腸内科医院
【外科・胃腸内科・内科・皮膚科】
【五反野、青井のクリニック】
東京都足立区青井2−24−8
03−3880−1191
かかりたい、かかってよかったといわれるクリニックを目指します。
https://www.adachi-ichou.com/
https://www.youtube.com/watch?v=WPFDp2tsugo
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